2014年09月27日

今宵、バーで謎解きを




・内容(「BOOK」データベースより)
渋谷区のバー“森へ抜ける道”。マスターの島のもとには探偵の工藤、ライターの山内が集う。彼らは通称ヤクドシトリオ。そして店の奥には美人大学院生・桜川東子が静かに佇む。ワイングラスを傾けながら興じるのは、脱力系よもやま話と未解決事件。東子はギリシャ神話の大胆な解釈で事件の謎を華麗に解く。7つの短編で贈る、大人気バー・ミステリシリーズ第3弾。


 シリーズ第1弾『九つの殺人メルヘン』は面白かった。第2弾は多分読んでいない。

 で、この第3弾を読んだ結果、遡って第2弾も読もうと思ったかというと、NO。

 なんか、かなりテキトーな感じがした。

 ヤクドシトリオのやりとりは楽しいが、それだけではね。

 バーでの会話から真相を見抜く安楽椅子探偵モノといえば、同じ著者の早乙女静香シリーズもあるが(こちらは事件ではなく歴史の真実を暴く)、あれも第3弾はイマイチだった。

 それだけ難しいスタイルなのかも。

〔評価〕★★☆☆☆


 次は、『ジロンド派の興亡 小説フランス革命10』(佐藤賢一・著/集英社文庫)。
posted by ふくちゃん at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月23日

迷いアルパカ拾いました




・内容(「BOOK」データベースより)
「ちょっとここで、アルパカ拾いまして」 − 楓ケ丘動物園のアイドル飼育員・七森さんの友人が失踪した。行方を探る鍵はアルパカ?ハムスター?それとも・・・飼育員仲間の桃くん、ツンデレ獣医の鴇先生、アイドル飼育員の七森さんや変態・服部君らおなじみの面々が大活躍する、大人気動物園ミステリーシリーズ第3弾!


 わりに地味な主人公と周囲を固める個性的な同僚職員たち。キャラクターたちのおかげでほのぼの読めるのに、事件の展開はわりにシリアスで、後味も少し苦いところがある − というのがこのシリーズのスタンスらしい。

 ミステリとしては小粒だが、すいすい楽しく読める。

 動物園や動物に関するリサーチは大変だろうけど、この先も楽しみだ。

 ところで、創元推理文庫の「市立高校シリーズ」(「にわか高校生探偵団の事件簿」シリーズ)の新作もそろそろ出してもらいたい。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『今宵、バーで謎解きを』(鯨統一郎・著/光文社文庫)。
posted by ふくちゃん at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月20日

私たちが星座を盗んだ理由




・内容(「BOOK」データベースより)
難病の女の子を喜ばせるため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、5つの物語のすべてに驚愕のどんでん返しが待つ、ファンタジックな短編集。優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で残酷に反転する衝撃は、快感ですらある。まさに、ミステリの醍醐味!


 いくつかの書店で猛プッシュしているので、ついに手に取ってみた。

 冒頭の『恋煩い』、5編中これがベスト。ブラックな結末が良い(怖い)。

 どれも凝った作品だが、残りの作品はそれほど面白いとは思えなかった。後味の悪い物語も嫌いではないが(その証拠に『恋煩い』は好き)、それとは無関係に好みではない。

〔評価〕★★☆☆☆


 次は、『迷いアルパカ拾いました』(似鳥鶏・著/文春文庫)。
posted by ふくちゃん at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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