2010年11月26日

ぶぶ漬け伝説の謎 裏京都ミステリー



 前作限りのゲスト・キャラだとばかり思っていた、ダメ作家・水森堅ことムンちゃんがレギュラー化したことに驚いた。作者自身のパロディらしいから当然か。


・内容(「BOOK」データベースより)
地元弱小新聞の自称エース記者・折原けいに殺人容疑が?京都の裏情報を取材に来ていたフリーライターが毒殺され、接触していた彼女に警察が目をつけたのだ。マイナーな名刹・大悲閣千光寺の寺男・有馬次郎は、容疑を晴らしてやるため、調査に乗り出すが(表題作)。知る人ぞ知るミステリアス京都と、古都ならではの謎解きの妙味。


 全体としては軽妙でも事件そのものはシリアスだった1作目に比べると、今作では事件は遠景に下がった感がある。

 そして、北森氏御得意の、上手そうな料理の描写は、より前に出てる。ムンちゃんと折原けいを狂言廻し役に、ドタバタ度もアップ。

 しかし、これ読むまで、ラーメン+ご飯+鶏唐の組み合わせが京都発祥とは知らんかった。この作品の中では、このセットは関東ではほとんど見られないと書いてあるが、今はどうなんだろ?

 ま、作品の評価としては、「そこそこ」というところ。でも、なんというか、こういう作品もあるから、蓮杖那智や冬狐堂、香菜屋などのシリーズがより輝く気もする。


 次は『風の陣 立志篇/大望篇』(高橋克彦・著/PHP文芸文庫)


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posted by ふくちゃん at 21:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
 こちらの新しい方には初めて書きこみですね。
 彼の作品のコンプリート、僕もしたいなぁと思って集めています。あとはハードカバーでしかでていないぶんと、「何故絵版師に頼まなかったのか」くらいですが、全部読んでしまうのはもったいような気もして。。。
 
Posted by 樽井 at 2010年12月03日 17:58
>樽井さん。
そんなに読んでるんですね。
負けてるなぁ(^^)。
でも、確かに全部読んでしまうと、もう新作が読めないだけに、寂しい気もしますね。悩むなぁ。
Posted by ふくちゃん at 2010年12月04日 23:33
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