2010年12月04日

七瀬ふたたび



 七瀬シリーズ第2弾。今年、映画化されて、劇場で鑑賞したが、最悪だった。。。


・内容
生れながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生れてはじめて、同じテレパシーの能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する。
(裏表紙より)


 さすがに、原作はもっとよく出来てる。

 一種のホームドラマとも言えたシリーズ1作目の『家族八景』とはガラリと趣きを変えて、超能力者と彼らを「普通の人類」に対する脅威と見做し、排除しようとする組織との戦いを描く。

 マイノリティの生き辛さを重ね合わせたような、普通の人間が持つ他者への排除性を照射するような、苦しい物語である。七瀬の周囲にいる友人や、同胞が次々と命を落としていく様は、哀しい。しかも、こんなラストとは。結局、組織の正体は分からないし、3部作だと知らなかったら、ここで終わりだと思うよな。


 次は、『辛い飴 永見緋太郎の事件簿』(田中啓文・著/創元推理文庫)。


posted by ふくちゃん at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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