2012年03月18日

破弾 刑事・鳴沢了




・内容(「BOOK」データベースより)
故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。警視庁多摩署で現場に戻った了は、刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐る2人だが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が・・・。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか?新警察小説。


 刑事という職業を選んだのではなく「刑事に生まれた」と自己規定する鳴沢は、故郷の新潟と新潟県警を捨てたものの、結局は刑事でしかいられない。

 学生時代を過ごした東京で再び特別採用枠を利用して刑事となる。おそらくは新潟県警幹部である父の口利きもあったのであろうが、縁を切った今、確かめる気もない。

 通常とは異なるルートで警視庁刑事となった了は、周囲からは疎まれている。まともな仕事は回ってこず、古い事件の捜査資料を読んで時間を潰す日々。

 他に手の空いている担当者がいないということで、同じく爪弾きにされている女性刑事・小野寺冴とホームレス襲撃事件の捜査にあたることに。

 被害者のホームレスは、なぜ姿を消したのか?元・極左活動家の連続殺人事件との接点は?


 鳴沢の言動を含めて、第1作よりも格段に良かった。まあ、犯人については今回もすぐに予想がつくのだが。。。

 小野寺冴との恋愛は上手く行かずに終わる。まさか、毎回、恋人(に近い女性)が出来ては別れるという展開じゃないだろうな。とりあえず、次作も読む。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『シスマの危機 小説フランス革命6』(佐藤賢一・著/集英社文庫)。


posted by ふくちゃん at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 警察小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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