2012年06月22日

連環宇宙




・内容
時間封鎖を乗り越えて繁栄を謳歌する地球人類。謎めいた少年が持つノートには、1万年後の未来に復活した人々による手記が綴られていた。少年の秘密を追う精神科医サンドラたちは不自然な妨害に遭う。一方、手記の中では、12個の居住惑星を連結した<連環世界>を旅する移動都市が“仮定体”の真実を解き明かそうと、荒廃した地球を目指していた。≪時間封鎖≫三部作の完結編。
(裏表紙より)


 『時間封鎖』『無限記憶』に続く最終作。

 人類の科学水準を遥かに超えたテクノロジーを持つ機械生命体(のように思えたのが、実は・・・)=仮定体の正体とは?

 彼らは、なぜ“スピン膜”によって地球を覆い、スピン膜内の時間(地球の時間)を外の時間より遅くしたのか。そして、なぜある日「時間封鎖」を止めて、地球をはるか遠くの惑星と時空を越えて結びつける(連環させる)“アーチ”を登場させたのか。

 すべての謎が解き明かされる。

 その答えは、残酷なまでに散文的である。

 と同時に、物語の結末では、SFらしい壮大なセンス・オブ・ワンダーに包まれることになる。

 同じ著者による時間侵略SF『クロノリス −時の碑−』も読んでみたい。

〔評価〕★★★★☆


 次は、『楊令伝 十二 九天の章』(北方謙三・著/集英社文庫)。


posted by ふくちゃん at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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