2012年08月01日

空想オルガン




・内容(「BOOK」データベースより)
穂村チカは、憧れの草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る高校2年生。同じく先生に憧れている、幼なじみの上条ハルタと、恋のさやあて(?)を繰り広げながらも、夏の大会はもう目前。そんな中、どうも様子がおかしいハルタが、厄介な事件を持ち込んで・・・!?色とりどりの日常の謎に、頭脳明晰&残念系美少年ハルタと、元気少女のチカが立ち向かう!絶対に面白い青春ミステリ、“ハルチカ”シリーズ第3弾。


 吹奏楽は結構好きで、吹奏楽コンクールもTVなどで度々取り上げられるので知っている。でも、予選からの流れはよく分かっていたかったので、今作は興味深かった。

 存続さえ危ぶまれる状態からスタートした弱小クラブが、全国大会=普門館には進めない少人数編成部門とはいえ、地区大会・県大会を通過し、東海大会まで進出するとは・・・。感慨深い。

 ミステリとしては、第1作『ジャバウォックの鑑札』、第4作『空想オルガン』はイマイチ。第2作『ヴァナキュラー・モダニズム』、第3作『十の秘密』は良かった。

 クラシック界の期待を担う若手指揮者として一世を風靡しながら、数年の失踪後に、ハルチカ・コンビが通う清水南高校の吹奏楽部顧問教師として音楽の世界に戻ってきた草壁先生。

 『ジャバウォックの鑑札』で登場した、草壁先生の謎に迫るフリーライター渡邊の正体が明らかになる『空想オルガン』のラストは、確かに意外性があるが、どうもしっくり来ない・・・。フリーライターであることは嘘だったのか?でも教頭に取材を申し込んだわけだし、仮にそれが実現したとして、そんなことしてる時間が、なぜあるのか?よく分からん。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『RDG3 デッドデータガール 夏休みの過ごし方』(萩原規子・著/角川文庫)。


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posted by ふくちゃん at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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