2012年11月13日

シューマンの指




・内容(「BOOK」データベースより)
音大のピアノ科を目指していた私は、後輩の天才ピアニスト永嶺修人が語るシューマンの音楽に傾倒していく。浪人が決まった春休みの夜、高校の音楽室で修人が演奏する「幻想曲」を偶然耳にした直後、プールで女子高生が殺された。その後、指を切断したはずの修人が海外でピアノを弾いていたという噂が・・・。


 う〜ん。

 単行本が発売された当時かなり期待していたので、文庫本が出たときは嬉しかった。

 でもなぁ・・・。

 まず、恐ろしく退屈である。事件が起きるまでが長い。長すぎる。それに、シューマン論を楽しく読める人間がミステリ・ファンの中にどれだけいるだろう?

 一応、ギターを弾き始め、小林亜星氏の作曲本(笑)を買って勉強した中学2年以降、音楽の成績は5段階で5だった私である。もちろん音楽を専門で学んでいこうと考えるようなレベルでは到底なかったが、音楽なんてちんぷんかんぷん・・・という人がこれを読んだらどうなるか・・・。まあ、そういうタイプの人は、この本を手にとることはないか。

 結局のところ、永嶺修人が語る音楽論は、このミステリに寄与したのか?甚だ疑問。

 そして、何と言ってもこのオチはひどい。。。ほとんど夢オチに匹敵する。

〔評価〕★☆☆☆☆


 次は、『午前零時のサンドリヨン』(相沢沙呼・著/創元推理文庫)


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posted by ふくちゃん at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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