2012年11月30日

禁断の魔術 ガリレオ8




・内容(「BOOK」データベースより)
湯川が殺人を?「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」。ガリレオシリーズ初の完全書き下ろし。


 Amazonの内容紹介を見ると、“『虚像の道化師 ガリレオ7』を書き終えた時点で、今後ガリレオの短編を書くことはもうない、ラストを飾るにふさわしい出来映えだ、と思っていた著者”と書いてある。

 へぇ、そうだったんだ・・・。

 その割には、すぐに出版された『ガリレオ8』(笑)。

 初のオール書き下ろしだが、『ガリレオ7』よりも良い出来だと思う。

 特に収録4作品のラストを飾る、短編というよりは中編の『猛射つ(うつ)』には、ちょっとウルウルした。湯川が、まだ10代の優秀な教え子に寄せる、真摯で“強い”優しさに。科学と人の善なる側面を信じる熱い心に(もちろん、湯川の表層は、熱血漢にはほど遠いが)。

 『猛射つ』のラストシーン、そして著者の言もあって、このシリーズは「しばらくお休み」あるいは「終わり」という噂があるみたいだが、いつかまた書いてほしい。

〔評価〕★★★★☆


 次は『華竜の宮』(上田早夕里・著/ハヤカワ文庫)。


ラベル:ガリレオ
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posted by ふくちゃん at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふくちゃんさん、こんにちは。
こちらのガリレオも短編集だったのですか!
てっきり長編だと思っていました。
文庫落ちを待たずに買いたくなりました。
東京の和菓子も美味しいですよね。
花園饅頭とか塩瀬饅頭とか、饅頭なのにびっくりな値段です。
Posted by kinkacho at 2012年12月01日 18:14
>kinkachoさん。
「ガリレオ8」良かったですよ。
花園に塩瀬、全然知らないんので、検索してみました。おいしそうですね。職場の近くの百貨店でも買えるようなので、買ってみます!
Posted by ふくちゃん at 2012年12月03日 21:18
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