2012年12月13日

ジグβは神ですか




内容(「BOOK」データベースより)
芸術家たちが自給自足の生活を営む宗教施設・美之里。夏休みを利用しそこを訪れた加部谷恵美たちは、調査のため足を運んでいた旧知の探偵と再会を果たす。そんななか、芸術家の一人が全裸で棺に入れられ、ラッピングを施された状態で殺されているのが発見される。見え隠れするギリシャ文字「β」と、あの天才博士の影。萌絵が、紅子が、椙田が、時間を超えて交叉する − 。ついに姿を現した天才博士。Gシリーズ最大の衝撃。惹かれ合う森ミステリィ。


 東京も寒いが、関西も寒かった。。。
 
 Gシリーズ、前作から4年ぶりの新刊である。小説家としては徐々にフェードアウト(引退)する予定の森氏。いくらなんでも、間隔が空き過ぎ(笑)。次はいつ読めるのか・・・。

 物語世界の中でも4年が経過して、加部谷は学生から社会人になっているから、この間隔の空き方は、意図的なものかな?

 相変わらず、森氏の紡ぎだす世界は大好きだが、今回はミステリとしては評価不能。少なくとも、この作品単体ではミステリとは呼べまい。いろんな謎は放り出されたまま、ほとんど解決されない。あるいは、事件に対する解釈は与えられない。いつもならその役割を果たす海月(くらげ)も、今回は全く推理しない。

 次作で語られるのか?

 さて、今作では水野涼子という女性探偵が現れる。なんと、前作までの中年男性探偵・赤柳初朗の今の姿である。Vシリーズに登場していた誰からしいのだが・・・。

 ファンの間では、その正体を巡って、いろいろ議論があるようだが、僕はあの人だと思う。でも、そうすると椙田(この人はVシリーズのあの人)との冒頭の会話がしっくりこない。

 果たして、彼女(彼)の正体は明示されることがあるのか?

 しかし、Gシリーズって、“S&M”、“V”、“四季”など過去シリーズなどの読者しか相手にしていないな(笑)。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『ペンギン・ハイウェイ』(森見登美彦・著/角川文庫)。


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posted by ふくちゃん at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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