2013年03月20日

パン屋を襲う




・内容(「BOOK」データベースより)
僕は二度、パン屋を襲撃した。一度めは包丁を体に隠して、二度めは散弾銃を車に載せて―。初期作品として名高い「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」が、時を経て甦る。ドイツ気鋭画家のイラストレーションと構成するヴィジュアル・ブック。


 かつて「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」として世に出た短編に、ドイツ人女性のイラストレーターが絵を付けた出版した本。

 それだけなら手を出さないが、タイトルを「パン屋を襲う」「再びパン屋を襲う」に変え、文章も若干リライトされているとのことで購入した。

 しかし、村上氏のリライトはいつもそうだが、元の作品と両方並べて比べないと、どこが変わったのか、よく分からない。それだけ自然な文章なのだ。

 「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」を比較すると、「パン屋再襲撃」の方が僕には印象深い。今回の「パン屋を襲う」「再びパン屋を襲う」でも同様だった。何が印象深いかというと、主人公を襲う圧倒的な空腹の描写である。若いときは、この作品を読んでマクドナルドに行きたくなったものだ。今はもうそういう気持ちにはならないが(ファストフード店のハンバーガーはもう食べたいと思わない。年だ)。

 それはともっく、4月12日刊行の村上氏の新刊が楽しみだ!

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『西南の風 銀座開花おもかげ草紙』(松井今朝子・著/新潮文庫)。


posted by ふくちゃん at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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