2013年06月14日

パンツァークラウン フェイセズ1




・内容(「BOOK」データベースより)
西暦2045年、大震災で崩壊した東京は、行動履歴解析と現実への情報層付与を組み合わせた制御技術“Un Face”により、完璧な安全を実現した層現都市イーヘヴンに生まれ変わっていた。そこヘ漆黒の強化外骨格を身にまとう青年・広江乗が、民間保安企業の契約者として派遣される。だが彼には、この故郷を離れざるを得なかった過去があった。そんな乗を試すかのように、白き男ピーターがイーヘヴンに降り立つ。3部作第1弾。


 冲方丁氏(『マルドゥック・スクランブル』)や故・伊藤計劃氏(『虐殺器官』)を引き合いに出して宣伝された新人デビュー作。しかも、ハヤカワから3ヵ月連続刊行の3部作である。

 ということで期待度大であったが、現時点では評価不能。

 3部作だから仕方がない面もあるだろうが、序章に過ぎず、ほぼ何も分からないまま終わる。もちろん、最低限の世界設定は説明されるのだが・・・。第2巻以降まで読者を繋ぎ止められるか、微妙である。

 マルドゥック・シリーズを含め、冲方氏の一連のSF作品を愛する読者(僕はスクランブルしか読んでいない)からは、冲方氏の劣化コピー・模倣であると手厳しい評価を受けているようである。

 冲方氏のクランチ文体(/、=、+を使う独特の文体らしい)を借用している問題はともかく、雰囲気先行の意味不明瞭な文があるのは確か。「利益と損失(あるいは損害)」とすべきところを「利益と損益」と記すなどのミスもあるし・・・。

 とりあえず、我慢して第2巻は読んでみる。

〔評価〕★★☆☆☆(評価不能したものの、一応)


 次は『私を知らないで』(白河三兎・著/集英社文庫)。


posted by ふくちゃん at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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