2013年06月17日

私を知らないで




・内容(「BOOK」データベースより)
中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。「僕」はキヨコの存在が気になり、あとを尾行するが・・・。少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱えた秘密とは−。メフィスト賞受賞の著者による書き下ろし。心に刺さる、青春の物語。


 メフィスト賞作品『プールの底に眠る』では大変がっかりさせられたが、現時点で最新作となる文庫書き下ろしの当作品は評判がいいらしい。

 本の雑誌社の『おすすめ文庫王国2013』でオリジナル文庫大賞ベスト1に選ばれたとも聞き、読んでみる。

 確かに、なかなか良い!

 ミステリ風味の青春小説として成功している。

 わけのわからない序章が腑に落ちる終章が切ない。確かに「キヨコ」こと新藤ひかりを絶望の淵から救うにはこれしかない。

 そして、「僕」と彼女はとても近い存在になった。でも同時に、互いに一生遠い存在にもなってしまったのだ。本当は最も互いに相手を想っているのだろうに・・・。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『史記 武帝紀 一』(北方健三・著/ハルキ文庫)。


posted by ふくちゃん at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 青春小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。