2013年07月11日

パラダイス・ロスト




・内容(「BOOK」データベースより)
大日本帝国陸軍内にスパイ養成組織“D機関”を作り上げ、異能の精鋭たちを統べる元締め、結城中佐。その正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。結城の隠された生い立ちに迫るが・・・(「追跡」)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にした初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む全5篇。世界各国、シリーズ最大のスケールで展開する、究極の頭脳戦!「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、待望の第3弾。


 スタイリッシュなスパイ物の第3弾。

 『誤算』、『失楽園』、『追跡』、『暗号名ケルベロス 前篇・後篇』と収められた4篇はいずれも力作だが、やはりD機関のスパイの能力の凄さをストレートに見せてくれる『誤算』がいちばん良かった。

 他の3作品はバラエティに富んではいるが、その分、D機関の創設者=“魔王”こと結城中佐とその傘下のスパイたちの凄味とカッコよさを堪能するには、若干物足りなかった気がする。

 しかし、以前も書いたことだが、異質の軍人・結城中佐がどのように第二次世界大戦の敗戦を迎えるのか、興味深い。ぜひ、そこまで書き続けてほしい。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『レヴォリューション No.0』(金城一紀・著/角川文庫)。


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posted by ふくちゃん at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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