2013年08月12日

流れ行く者 守り人短編集




・内容(「BOOK」データベースより)
王の陰謀に巻き込まれ父を殺された少女バルサ。親友の娘である彼女を託され、用心棒に身をやつした男ジグロ。故郷を捨て追っ手から逃れ、流れ行くふたりは、定まった日常の中では生きられぬ様々な境遇の人々と出会う。幼いタンダとの明るい日々、賭事師の老女との出会い、そして、初めて己の命を短槍に託す死闘の一瞬−孤独と哀切と温もりに彩られた、バルサ10代の日々を描く短編集。


 『守り人』シリーズの愛読者以外には、この短篇集は面白くもなんともないだろう。

 そういう意味では『守り人』ファンのための本である。

 だが、ファンに阿るような書き方は全くされていない。意外なほどあっさり、淡々とした作品集バルサやタンダの少年少女時代のある一時期の断片を切り取っただけ。

 正直、シリーズ本編ほどには面白くない。だけど、大人になってからできた友人の少年少女時代を垣間見るような懐かしさがあった。

 優れた物語には外伝がつきもの。いつかまた書いてほしい。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『四畳半王国見聞録』(森見登美彦・著/新潮文庫)。


posted by ふくちゃん at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー・幻想文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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