2013年09月06日

ようこそ、わが家へ




・内容(「BOOK」データベースより)
真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。


 今日で『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章』のイベント上映が終わりである。今日を含めて3回観た。3回とも涙しそうになった。仕事の関係でTVは見れないから、あとは円盤である。


 さて、今回は人からもらった本。

 『半沢直樹』の原作本で大ブレイクの池井戸潤氏の作品である。『下町ロケット』(直木賞)、『空飛ぶタイヤ』など、これまでも映像化された作品は多いし、名前は知っていたのだが、初読みである。

 ドラマがヒットするまでは『オレバブ』シリーズと呼ばれていた『半沢直樹』シリーズは、ドラマが終わってから読もうと思っている。

 あのドラマ、面白い。

 『ようこそ、わが家へ』の主人公も銀行マンで『半沢直樹』の同僚・近藤のように、中小企業に出向中の身である。小さな人助けが招いたプライベートでのストーカー的嫌がらせ、出向先企業での不正、2つの問題と闘う倉田だが、半沢のようにエリートでもないし、硬骨漢でもない、温和で気弱な小市民である。

 こういう理不尽な悪意を取り扱った作品は、正直苦手である。ホラーよりよほど怖い(笑)。

 しかしながら、いざ読み始めると、あっという間に読ませる。このリーダービリティは特筆に値する。良質のエンタメ作品である。心にいつまでも残る・・・という類の小説ではないが。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様』(朱川湊人・著/集英社文庫)。


posted by ふくちゃん at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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