2013年09月13日

鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様




・内容(「BOOK」データベースより)
大正3年、東京。画家を志して家を飛び出した槇島功次郎は、雪の無縁坂で、容姿端麗な青年画家・穂村江雪華と出会う。風変わりだが聡明、ずば抜けた画才を持つ雪華は、この世に未練を残して死んだ者の魂を絵で成仏させる、驚くべき能力の持ち主だった。果たせぬ恋、罪深き業・・・死者たちの断ち切れぬ思いが、2人の周囲に不可思議な現象を巻き起こす。幻想と怪奇に満ちた、大正怪異事件帖。


 老境の語り手・槇島功次郎が若かりし頃を振り返る形でスタートした連作。

 好きな作家の作品で期待して手に取ったのだが、これはピンとこなかった・・・。大正浪漫も良いが、朱川氏には昭和ノスタルジックの方が良く似合う。まあ、作家としては引き出しを増やす、いろんなジャンルに挑戦するということは当然必要なことだとは思うが。

 画家志望の功次郎の友人となるもうひとりの主人公・雪華も謎めいているし、このあと関東大震災などもあるのだろうし、今年の8月には続編となる一篇も発表されたようだが、続きが本としてまとまって発売されたとして、読むかどうかはかなり微妙。

〔評価〕★★☆☆☆


 次は、『開かせていただき光栄です −DILATED TO MEET YOU−』(皆川博子・著/ハヤカワ文庫)。


posted by ふくちゃん at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー・幻想文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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