2013年11月05日

獣の奏者 外伝 刹那




・内容(「BOOK」データベースより)
王国の行く末を左右しかねぬ政治的運命を背負ったエリンは、女性として、母親として、いかに生きたのか。エリンの恩師エサルの、若き頃の「女」の顔。まだあどけないジェシの輝く一瞬。一日一日、その時を大切に生きる彼女らのいとおしい日々を描く物語集。エリンの母ソヨンの素顔を描いた単行本未収録短編「綿毛」収録。


 『獣の奏者』は本伝の最初の2巻は文庫本で購入し、後の2巻は単行本で購入した。今も宝塚の家の本棚に置いてある。

 で、この『外伝』の文庫本を書店でみかけたとき、「お!やっと文庫本になったか」と思って購入。しかし、あとがきを読んだ瞬間、実は単行本を購入して読んだことを思い出した(文庫本のみ収録の『綿毛』を除く)。もちろん、当ブログでも紹介している。

『獣の奏者 外伝 刹那』(単行本)の感想(2010年10月10日)

 で、その際、“著者は「人生の半ばを過ぎた人」に読んでほしいとのことだが、『外伝』が僕にもっと響くのはまだ先のことかな。43にもなっておいて、何だが(笑)。”と書いているのだが、46歳になった今、多分以前読んだときよりも響いたように思う。

 『獣の奏者』本伝はファンタジーであり、児童文学でもあるのだが、外伝は完全に大人向けの小説である。

 どちらもそこらの現代小説が逃げ出すぐらいの、深い物語である。

 今回、外伝を再読して、改めてその思いを深くした。“人生”が凝縮されている。

〔評価〕★★★★☆


 次は、『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』(似鳥鶏・著/河出文庫)。


posted by ふくちゃん at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー・幻想文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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