2013年11月15日

戦力外捜査官 姫デカ・海月千波




・内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課に着任したドジッ娘メガネ美少女警部・海月千波は、周囲の期待を裏切る捜査能力の低さで、配属から2日で戦力外通告を受ける。お守役の設楽恭介刑事と独自に連続放火事件を追ううち、女子大学院生殺人、さらに7年前の幼女殺害事件に辿り着くが・・・。凸凹コンビは犯人の壮大な復讐計画を阻止できるのか!?


 デビュー時からフォローしている似鳥鶏氏。なんと、この新シリーズは、ドラマ化が決まっているらしい。出世したなぁ(笑)。

 極度の方向音痴で運動音痴、意味不明のたとえ話でプレゼン能力も0。見た目はまるで子ども。でも実のところ、推理力は天下一品。そんな美少女警部・海月千波となかなか優秀ながら不運にも彼女とコンビを組むことになり、捜査の第一線から外されてしまう設楽刑事のやりとりは、さすがに似鳥氏らしい人を喰った楽しさ。

 一方で、事件の様相は、結構シリアス。最後の方はドラマどころか映画にしてもよさそうなスケール。

 名探偵モードと普段の千波のギャップが大きすぎて、うまく接続されていないきらいもある。冤罪防止も含めた警察組織のVD構想も、現実には非現実的〔←変な日本語〕だと思う(が、小説内の現実の中ではギリギリ現実性を保っていると思う)。

 しかし、全体としては、硬軟とりまぜて実に面白い。

〔評価〕★★★★☆


 次は、『小暮写眞館(上・下)』(宮部みゆき・著/講談社文庫)


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posted by ふくちゃん at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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