2014年01月06日

ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5




・内容(「BOOK」データベースより)
弟子入りして3年が過ぎても竜二は師匠の梅寿にいいように使い回され、落語の修業もままならない。そんなある日、テレビ番組で放った一発ギャグが大ヒット、たちまち売れっ子タレントになってしまった。とはいえギャグ嫌いの梅寿の目は怖いし、仕事をつめこむ事務所からは落語を封印されて、悶々とする毎日に。ついには自分の名前を冠した番組が決定するが−。青春落語ミステリ、感動の最終巻。


 “青春落語ミステリ”・・・て(笑)。

 シリーズ第2巻までは確かにミステリだったが、3巻あたりからその要素は希薄になり、4巻以降は完全に“青春小説”。まったくミステリではない。

 でも、枝雀、米朝、文枝、八方、仁鶴、鶴瓶etc.メジャーな上方落語家以外はロクに落語家を知らない(子どものころは笑点も見てた)、生で聞いたのは学校行事だけ・・・そんな落語に無知な自分にも、落語ってオモシロそうだな、落語家ってユニークだな、落語を聞いてみようかな・・・と思わせてくれる。

 主人公の梅駆(ばいく)こと竜二よりも、破天荒・傍若無人な落語バカである師匠の梅寿がやはり魅力的。そばにいたら迷惑このうえない人物だが、こういう芸人も今はいないんだろうな。

 これで完結ということだが、竜二はようやく落語と真剣に向き合う覚悟を持ったばかり。まだ続けることもできそうだが・・・。それだとシリーズが長くなり過ぎるて中だるみになってしまうのかな?

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『先生の隠しごと 僕僕先生』(仁木英之・著/新潮文庫)。


posted by ふくちゃん at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 青春小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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