2014年03月09日

生存者ゼロ




・内容(「BOOK」データベースより)
北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で職員全員が無残な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐の廻田と感染症学者の富樫らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。しかし、ある法則を見出したときには、すでに北海道本島で同じ惨劇が起きていた−。未曾有の危機に立ち向かう!壮大なスケールで未知の恐怖との闘いを描く、第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。


 『ジェノサイド』とどちらを購入するか迷った結果、新しい作家を読んでみようと思い購入してみたが・・・。

 所詮は新人の作品にすぎなかった。

 導入から事件の全貌が明らかになり、物語が動き出すまでが遅い。

 文章にも難がある。

 たとえば、251〜252ページ。富樫は鹿瀬の背中を銃口で押しながら、倉庫裏に連れ込む。

 富樫から見た鹿瀬の表情が描かれるから、倉庫裏に入った後、2人は向かいあったのだろう。そういう描写はないが、まあいい。

 だが、2人の会話の直後、富樫は銃座で鹿瀬の後頭部を殴る。鹿瀬が後ろを向いたり、富樫が鹿瀬の後ろに回り込んだりする描写はないのに。

 2人の位置関係が分からず、頭の中で?が乱舞した。

 全般的に感傷過多。著者の気持ちだけが先走り、表現が追い付いていない。要は読む者に伝わらない独りよがりな文章である。

 第五の鉢、下弦の月・・・といったキーワードも何を表しているのか、さっぱり分からない。

 駄作。

〔評価〕☆☆☆☆☆(星0)


 次は『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』(荻原規子・著/角川文庫)。


posted by ふくちゃん at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。