2014年05月01日

妖怪アパートの幽雅な日常 10




・内容(「BOOK」データベースより)
妖怪アパートとともにあった夕士の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすれば − ところが。長谷の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結!


 シリーズ序盤は抜群に面白く、中盤以降はやや中だるみ・・・というわけでもないが、コレジャナイ感が出てきて・・・千晶が登場したあたりから「どうかな」という違和感があった。

 個性豊かな妖怪アパートの面々や、夕士の同級生たちを、もっともっとクローズアップしてほしかった。

 最終10巻は、長谷の祖父の荒涼とした精神世界に夕士と長谷が乗り込むところが久々に良かった。急に長谷の祖父がクローズアップされた唐突感はともかく・・・。

 しかし、わりにあっさりカタがついて、やや拍子抜け。

 終わり方も物足りない。どうせなら、もっと巻を増やして、夕士の世界旅行と彼の成長を描いて欲しかった。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『盤上の夜』(宮内悠介・著/創元SF文庫)。


posted by ふくちゃん at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー・幻想文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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