2014年05月16日

タルト・タタンの夢




・内容(「BOOK」データベースより)
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。


 ビストロ・パ・マルの「パ・マル」とは「悪くない」の意味だそうだ。

 お客様の日常に関わる悲喜こもごもの謎を解く、腕は確かだが、少し愛想のないフレンチ・シェフ。

 ミステリとしては軽いが、すいすい読めて、楽しい。

 自分もメインのシェフとしてやっていく腕前ながら、シェフ三舟の料理に惚れ込んで、スーシェフ(セカンドシェフ)を務め、愛想も担当する志村さん。

 下手な俳句が趣味の若い女性ソムリエ金子さん。

 新米ギャルソンで作品の語り手「ぼく」こと、高築君。

 庶民的な雰囲気の、4人のスタッフが切り盛りする、カウンター7席・テープル5つお小さなビストロは、味わい深い。

 シンプルな描写なのに、登場する料理も実に美味しそう。

 大麦と帆立のスープ生姜風味、本当の食べ頃を迎えたカマンベールチーズ、“パン生地を薄くのばし、そこにフロマージュブランと玉葱やベーコンを載せて、オーブンでかりかりになるまで焼く”というタルト・フランベ。焼いたバゲッドと表面をさっと温めたフォアグラのパテ。旨そう。。。

〔評価〕★★★★★


 次は、『転迷 隠蔽捜査4』(今野敏・著/新潮文庫)。


ラベル:今野敏 隠蔽捜査
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posted by ふくちゃん at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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