2014年08月04日

思い出のマーニー




・内容(「BOOK」データベースより)
みんなは“内側”の人間だけれど、自分は“外側”の人間だから − 心を閉ざすアンナ。親代わりのプレストン夫妻のはからいで、自然豊かなノーフォークでひと夏を過ごすことになり、不思議な少女マーニーに出会う。初めての親友を得たアンナだったが、マーニーは突然姿を消してしまい・・・。やがて、1冊の古いノートが、過去と未来を結び奇跡を呼び起こす。イギリス児童文学の名作。


 映画を観て原作に興味を持った。映画が面白かったからではなく、むしろその逆である。

 米林監督は最初にこの作品を読んだとき「映画化は無理」だと感じたそうだが、その理由は「会話で物語が進むから」だという。

 原作を読んでみて、別の意味で映画化は難しいと感じた(←えらそう・・・)。大仕掛けのファンタジーでないのは映画も原作も同じだが、現在と過去の時間が重なる物語を真実味を持って描くには映像よりも小説の方が向いていると思う。

 この新潮文庫版は今回の映画化にタイミングを合わせて(それとも偶然?)刊行された新訳版である。個人的にはもっと若手の翻訳家に任せても良かったのでは・・・と感じた。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『闇の喇叭』(有栖川有栖・著/講談社文庫)。


posted by ふくちゃん at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー・幻想文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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