2015年02月13日

火星の人




・内容(「BOOK」データベースより)
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが−。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。宇宙開発新時代の傑作ハードSF。


 火星移住も現実味を帯びる時代に、タイムリーな作品。

 ハードSFと言われると、よほどのSF好きじゃないとハードルが高そうに思われるかもしれない。

 が、この作品はそうではない。

 僕も典型的な文系脳なので、むろん理解できない箇所があったが、気にならない。

 この作品の魅力は、不運な事故によって他のクルーと切り離され、たったひとり火星に残された男のサバイバルをリアルに描いていること、そして、その男マーク・ワトニーのいつでもユーモアを忘れない洒脱さにある。

 ピンチ、またピンチの連続を知恵と工夫で乗り切る、その姿にドキドキ、ワクワク。

 火星版ロビンクルーソーという評価も頷ける。

 ラストは思わず、感涙。

 著者は15歳でプログラマーとしてアメリカの国立研究所に雇われたという。

 そして、2009年、自身のサイトで当作品を1章ずつ公開。読者の要望で電子書籍化してヒット。紙の書籍化が舞い込み、遂にはリドリー・スッコト監督が映画化することに。

 観に行くつもり。

〔評価〕★★★★☆


 次は・・・『64』か『小説フランス革命14 ジャコバン派の独裁』かな。


posted by ふくちゃん at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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