2015年02月22日

ジャコバン派の独裁 小説フランス革命14




・内容(「BOOK」データベースより)
国内外の危機を放置し、革命を停滞させるジロンド派の排除を決意したロベスピエール。ジャコバン派を率いて議会で攻勢をかける一方で、パリの市民にも蜂起を呼びかける。新聞「デュシェーヌ親爺」を発行し、庶民に絶大な人気を誇るエベールの働きもあり、パリは三度目の蜂起に突入。ジロンド派の追放を叫ぶ民衆が、議会に押し寄せ −。フランスが一党独裁への道を走り始める、怒涛の第14巻。


 ロベスピエール率いる“ジャコバン派の独裁”というタイトルだが、この巻は独裁に至る状況が出来上がったところで終わり。

 しかも、心の奥底では過激な蜂起は望んでいなかったのに、意思に反して民衆を強く煽る言葉をついに口にしてしまったロベスピエール。

 政敵であるジロンド派を議会から追い出せば、結果的にジャコバン派の独裁が成立するではないかとダントンに指摘され、狼狽するロベスピエール。

 本当のところはどうだったのだろう・・・。

 真意・真実はどうあれ、これまでの民衆蜂起とは違い、選挙で選ればれた議員を選挙によらず放逐する・・・自ら得た民主主義を自ら葬ることになりかねない事態である。

 次の巻では、いよいよロベスピエールによる恐怖政治が展開する。

 なぜ、そんなことになってしまったのか。ロベスピエールの心がどう描かれるのか、興味津々である。

〔評価〕★★★★☆


 次は『64(上・下)』(横山秀夫・著/文春文庫)。


ラベル:64 横山秀夫
posted by ふくちゃん at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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