2015年08月17日

さよなら妖精



・内容(「BOOK」データベースより)
1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶のなかに−。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。気鋭の新人が贈る清新な力作。


 米澤穂信氏の初期作品。

 最近、この作品の真の探偵役・大刀洗万智が、大人の女性として登場する『王とサーカス』という単行本が出たということで、こちらの作品を読んでみた。

 内戦による崩壊を迎えることになるユーゴスラビアからやって来た少女マーヤ。彼女と偶然知り合った4人の高校生とのわずか2ヵ月の物語。

 ユーゴを構成する6つの共和国。マーヤはなぜ、どの国の出身かを告げずに、去って行ったのか。彼女は無事でいるのか。それがこの作品における「謎」。

 主人公・守屋路行は、記憶と日記を頼りに推理する。その先に待っていた哀しい真実。

 野心的であるけど、ミステリとしてはどうかな〜。

 でも、青春小説としては、とてもいい。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『散華ノ刻 居眠り磐音江戸双紙41』(佐伯泰英・著/双葉文庫)。


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posted by ふくちゃん at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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