2015年09月11日

太陽の石




・内容(「BOOK」データベースより)
コンスル帝国の最北西の村に住むデイスは16歳、村の外に捨てられていたところを拾われ、両親と姉に慈しまれて育った。ある日彼は土の中に半分埋まった肩留めを拾う。“太陽の石”と呼ばれる鮮緑の宝石。これは自分に属するものだ、一目でデイスは悟る。だが、それが眠れる魔道師を目覚めさせることに。デビュー作『夜の写本師』で読書界に旋風を起こした著者のシリーズ第3弾。


 『オーリエラントの魔道師』シリーズの第3弾。8月12日に文庫本が発売されていたのに、見逃していた。

 続編の文庫化も待ち遠しいが、著者の頭の中ではオーリエラントの世界はどこまで構築されているのだろうか。それとも発想の赴くまま書き連ねているのであろうか。

 1作1作、登場する魔道師たちの操る魔法が多彩であり、また安っぽくないので、とても楽しい。

 いくつか、ここはかなり力を入れて書いたのだろうな・・・と勝手に想像したくなる、濃密で美しい文章がある。

 その文章が紡ぎ出そうとするイメージ、著者の眼に見えているであろうものに、自分の想像力が追い付かないのが悲しいが・・・。

 いずれ愛読者向けの公式ガイド本をぜひ。

〔評価〕★★★★☆


 次は、『ロスジェネの逆襲』(池井戸潤・著/文春文庫)


posted by ふくちゃん at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー・幻想文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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