2015年10月02日

徒然ノ冬 居眠り磐音江戸双紙43




・内容(「BOOK」データベースより)
師走の空に奴凧が舞い、江戸に年の瀬の風情が漂う頃、小梅村の坂崎一家と尚武館の門弟衆は、田沼一派の手にかかり矢傷を負った霧子の回復を願う日々を送っていた。幕閣内では田沼意知が若年寄に昇進し田沼父子の権力が頂点を極める中、磐音らは未だ眠りから覚めない霧子を小梅村に移送するため若狭小浜藩江戸藩邸を訪れるが・・・。超人気書き下ろし長編時代小説第43弾。


 前の巻で田沼の刺客の毒矢に倒れた霧子、その快復を祈る周囲の人々が描かれる。

 若い人は退屈するかも。でも、切った張ったが時代小説の醍醐味じゃない。

 開けっぴろげで、傍若無人だった武左衛門も多少、まともな人の親になってきた。それが寂しくもある(笑)。

 長い時間を経て、磐音も武左衛門も、青年から中高年へ。生意気でいなせな少年だった幸吉も立派な職人に近づいている。

 感慨深い。

 尚武館も着々と再興が進み、辰平と遠く長崎にいるお杏にも次の巻では進展がありそうだし、霧子と利次郎も年貢を納めそうだし、楽しみ。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『祭りの日 慶次郎縁側日記』(北原亞以子・著/新潮文庫)。


posted by ふくちゃん at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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