2015年10月23日

空蝉ノ念 居眠り磐音 江戸双紙45




・内容(「BOOK」データベースより)
隅田川を渡る風が土手道の葉桜を揺らす頃、改築なった小梅村の尚武館坂崎道場に、二十有余年の廻国修行を終えたばかりの老武芸者が現れ、坂崎磐音との真剣勝負を願い出た。その人物はなんと直心影流の同門にして“肱砕き新三”の異名を持つ古強者だった−。


 だいぶ追い付きてきた。

 史実通り、田沼意知を江戸城中で殺すであろう佐野善左衛門政言が、松平定信に匿われているのは、この事件の背後に松平定信がいるという話にするためか。定信は田沼意次を恨んでいたとも言われているから、おかしくはないが・・・。

 佐野政言の意知暗殺、意次の失脚に磐音ら尚武館をどう絡めるのか、クライマックスは近い。

 この巻のメインエピソードは、辰平とお杏の約4年ぶりの再会。

 電話もメールもない。手紙も時間がかかる。今では考えられない状況での江戸と筑前、東京と博多の遠距離恋愛。

 当時、そのような事例はあったのだろうか(作品に文句を付けているのではない)。

 利次郎と霧子とは好対照のカップルで面白い。

 老剣士との対決は、田沼VS磐音とは無関係、正直オマケみたいなもん。

〔評価〕★★★☆☆

 次は、かなり前に読了したまま、UPを忘れていた『黒百合』(多島斗志之・著/創元推理文庫)。


posted by ふくちゃん at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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