2015年11月30日

密室蒐集家



・内容(「BOOK」データベースより)
鍵のかかった教室から消え失せた射殺犯、警察監視下の家で発見された男女の死体、誰もいない部屋から落下する女。名探偵・密室蒐集家の鮮やかな論理が密室の扉を開く。これぞ本格ミステリの醍醐味!物理トリック、心理トリック、二度読み必至の大技・・・あの手この手で読者をだます本格ミステリ大賞受賞作。


 様々な密室トリックと鮮やかな論理による推理劇5編。

 探偵役は、30代と思しき、端正な男性。密室殺人のあるところ、ふっと現れ、警察および事件関係者の説明と証言だけで真相を明らかにし、ふっと消え去る。警察内でも伝説となっている男。

 事件の舞台は、1937年、1953年、1965年、1985年、2001年。

 なのに、密室蒐集家は、いつも30代。

 そのありえないファンタジックな設定により、むしろ推理小説として純化されており、ひたすらに謎とその解明だけを楽しむことができる。

この作品に人物描写など物語の厚みを求めてはならない。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『ノックス・マシン』(法月綸太郎・著/角川文庫)。
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posted by ふくちゃん at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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