2016年01月07日

ブログ終了のご挨拶

春風献上。

次は『桜ほうさら(上・下)』・・・と予告しておきながら(良い作品だった)。

長く続けてきた当ブログだが、一区切りつけることに決めた。

最近はめっきり手抜き記事だったが、真剣に書評(というレベルでもないが)するのは、なかなか手間である。そのエネルギーが今はもうない(笑)。

大事なのは、自分にとって面白いか、面白くないか。その理由を説明する必要も特にない。読書とは個人的な営みだから。

と、取って付けたようなことを言ってみたが、つまりは飽きた(笑)。

読書そのものには、もちろん飽きない。

気が向けば再開するかもしれないので、ブログは削除せずに残しておく。

それでは、楽しい読書を!
posted by ふくちゃん at 00:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

まとめてレビュー3(『傍聞き』など)

まとめてレビューのラスト。風邪がなかなか治らないなぁ。。。

  

『傍聞き』(長岡弘樹・著/双葉文庫)
〔評価〕★★★☆☆
「おすすめ文庫王国2012」の国内ミステリ第1位。確かに上手い短篇集。しかし、その仕掛けの上手さは、まだ技巧に留まっていて、自然な物語としては読めない。全体にやや無理がある。

『萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ』(吉永南央・著/文春文庫)
〔評価〕★★★☆☆
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むおばあさんが主人公の「日常の謎」連作ミステリ。というと、ほんわかした物語を予想するが、意外に苦い。その苦味を、リアリティがあって良いと思う人もいるだろうが、僕の好みでは無かった。「日常の謎」モノには、もう少し爽やかであってほしい(この作品に爽やかさが皆無というわけではないが)。

『田村はまだか』(朝倉かすみ・著/光文社文庫)
〔評価〕★★★☆☆
小学校の同窓会の3次会。深夜のバーで、40歳になる男女5人が、同窓会に参加できなかった忘れがたい友「田村」を待つ。ハッとするほど素晴らしい描写・セリフがあり、そこだけでも読んだ価値があると言いたいほど。最初の章では、田村を待つ5人のうち永田一太の名前だけが明らかで、他は全てバーのマスターが心の中で付けたあだ名で呼ばれる。そして次の章から、5人の人生のエピソードを拾いながら、一人また一人、名前が明らかにされていく構成も、必然性はともかく、構成としては面白い。だが、そこまで。舞台設定と構成の妙、登場人物のキャラが、物語として完全に昇華されているとは思えない。田村は来ないままの方が良かったかな。


 次は、『親不孝通りディテクティブ』と『親不孝通りラプソディー』(北森鴻・著/講談社文庫)。
posted by ふくちゃん at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

まとめてレビュー2(『廃墟に乞う』など)

 予定通り、昨日に続くまとめてレビュー。

 

 

『廃墟に乞う』(佐々木譲・著/文春文庫)
〔評価〕★★★★☆
今まで読んだ佐々木譲氏の警察小説の中ではベスト。とはいえ、純然たる警察小説ではない。なぜなら、主人公は事件のPTSDを抱え、休職中の刑事である。正規の捜査はできないからこそ、魅力的なハードボイルド小説になっている。主人公以外に優秀な刑事がいないかのように思えてしまうところが、やや難。

『陽だまりの彼女』(越谷オサム・著/新潮文庫)
〔評価〕★★★☆☆
朝日新聞の書評「売れてる本」で興味を持ち、購入。浩介が仕事を通じて偶然再会した女性は、「学年有数のバカ」としてイジメの対象となっていた中学時代の同級生・真緒。10年ぶりに出会った彼女は、一流大学出身の美しく仕事の出来る女性に生まれ変わっていた。2人はすぐに恋に落ち・・・。真緒に関する「?」をミステリ・チックに織り交ぜつつも、ベタ甘のラブ・ストーリーかと思いきや・・・。数々の伏線の回収は見事だが、ファンタジーとして読まないと、結末に怒り、呆れる読者もいることだろう。

『居眠り磐音 江戸双紙 尾張ノ夏/姥捨ノ郷』(佐伯泰英・著/双葉文庫)
〔評価〕★★★★☆
徳川家基を守る戦いに破れ、多くの大切なものを喪った磐音。時の権力者・田沼意次の刺客を倒しながら、臥薪嘗胆の逃避行を続ける磐音・おこん夫婦、弥助・霧子だが、明るい兆しも見えてきた。磐音の剣技と人品人柄が、多くの人を惹きつけていく様は、楽しく、嬉しく、心強い。武者修行に出ていた辰平・利次郎の軍鶏コンビも合流、新たな知己・人脈を得た磐音の捲土重来の時は近い。辛く重い展開が続いていた当シリーズだが、久しぶりに楽しめた。やっぱりこのシリーズは面白い。


 次も、まとめてレビューで『傍聞き』(長岡弘樹・著/双葉文庫)など。
posted by ふくちゃん at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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