2015年12月30日

残り全部バケーション




・内容(「BOOK」データベースより)
当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯番号の相手と友達になること”を提示される。デタラメな番号で繋がった相手は離婚寸前の男。かくして岡田は解散間際の一家と共にドライブをすることに − 。その出会いは偶然か、必然か。裏切りと友情で結ばれる裏稼業コンビの物語。


 第1章の『残り全部バケーション』。

 ここに登場する家族と岡田青年。彼らの運命が意外な形で展開し、意外な結末を迎える・・・第1章を読んで、そんなストーリーを想像していたので、肩透かしをくらったような感じである。

 それでも読ませる。

 さすがだが、今まで読んだ伊坂作品でいちばん面白くなかった。

〔評価〕★★☆☆☆


 次は『桜ほうさら(上・下)』(宮部みゆき・著/PHP文芸文庫)。
posted by ふくちゃん at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月13日

ロスジェネの逆襲




・内容(「BOOK」データベースより)
子会社・東京セントラル証券に出向した半沢直樹に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転はあるのか?大人気シリーズ第3弾!


ドラマ化された過去の2作と比較すると、敵に強さがなく、半沢のピンチ度もそれほどではない。

ドキドキ・ハラハラは控えめであった。

それでも親会社・東京中央銀行が横取りした電脳雑技集団による東京スパイラルの買収に対して、東京スパイラルの買収防衛に協力する半沢がどのように対抗するのか、先が気になって1日で一気読みしてしまった。

次作の方が、敵が厄介そうで、楽しみだ。

〔評価〕★★★☆☆


次は、『ヨハネスブルクの天使たち』(宮内悠介・著/ハヤカワ文庫)。
posted by ふくちゃん at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

at Home



・内容(「BOOK」データベースより)
父は泥棒、母は結婚詐欺師。僕はパスポート偽造屋で働いており、弟はゲームの中で世界を救ってばかりいる。一家はそれなりに平和に暮らしていたが、ある日、母が結婚詐欺のターゲットに逆に誘拐されてしまう。犯人に呼び出された父と僕は、偽札が詰まった紙袋を持って母を助けに向かうが−。巧妙な伏線が張り巡らされ、驚きと涙なくしては読めない結末を迎える表題作を始め、現代の家族のかたちを描ききった傑作小説集。


 本多孝好氏の作品はいくつか読んでいるが、達者な人である。

 この作品は未読だったか、映画化されたということで、購入してみた。てっきり長篇かと思っていたが、『at Home』は4つの中篇の1つ。

 わりに突飛な設定で家族という厄介なものを描いた4篇だが、小説ゆえに受け入れられる。

 「こんなことは現実にありえない」と思う人は、小説を読んだり、映画を見たりする必要はない(笑)。現実だけを生きれば良いのだ。

 フィクションの中では(ほぼ)何でも許される。

 この作品もありえないようでいて、こんな家族関係もあるかもなぁ、あってもいいよなぁと思わせる。ほっこり、にんまりである。よく考えると(よく考えなくても)、陰惨なことも描かれているのだが。

 それにしても、この小説に限らず、映画でもそうだが、“涙”“泣ける”という宣伝文句はいかがなものか。いいかげんにしてもらいたい。

〔評価〕★★★☆☆


 次は『プリズムの瞳』(菅浩江・著/創元SF文庫)。
posted by ふくちゃん at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。