2015年08月02日

ジャイロスコープ




・内容(「BOOK」データベースより)
助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時・・・”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。


 不思議で、上手で、時に意味不明な短篇を集めた作品集。

 読む人の精神の柔軟性を試すようだ。

 よくこんなストーリーを思いつくものだ。

 バラバラに書かれた6つの作品を強引にまとめるラストの書き下ろしもいい。

 小説に対して、常に起承転結やメッセージや文学性を求める人には進められないが・・・。

〔評価〕★★★★☆


 次は、『何者』(朝井リョウ・著/新潮文庫)。


ラベル:朝井リョウ 何者
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2015年05月17日

ゼロの迎撃




・内容(「BOOK」データベースより)
活発化した梅雨前線の影響で大雨が続く東京を、謎のテロ組織が襲った。自衛隊統合情報部所属の情報官・真下は、テロ組織を率いる人物の居場所を突き止めるべく奔走する。敵の目的もわからず明確な他国の侵略とも断定できない状態では、自衛隊の治安出動はできない。政府が大混乱に陥る中で首相がついに決断を下す − 。敵が狙う東京都市機能の弱点とは!?日本を守るための死闘が始まった。


 買いたい!という文庫本が見当たらず・・・こういうときは『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズを購入する自己ルールなのだが、何巻まで読了したか忘れてしまった・・・。

 次回、関西の自宅に戻ったときに確認することして、迷いに迷ったあげく、本作を購入。

 デビュー作『生存者ゼロ』は最低だったが、かなり進歩したと思う。

 文章もかなり改善されている。相変わらずおかしな箇所もあるし、妙にウェットかつ感情説明過多なところも多いが。

 プロットにはリアリティがあり、緊迫感も充分で、終盤まではグイグイ引き込まれた。

 しかし、饒舌なわりに、人物描写が浅く、ラストは拍子抜け。もっと迫力ある市街戦も見せて欲しかった。


〔評価〕★★★☆☆


 次は、『虚空の糸 警視庁殺人分析班』(麻見和史・著/講談社文庫)。
posted by ふくちゃん at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月30日

フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン




・内容(「BOOK」データベースより)
今から30年前、突然、我南人が「この子ぉ、僕の子供なんだぁ」と生まれたての青をつれて帰ってきた − (「紺に交われば青くなる」)。20歳の亜美が旅先の函館で置き引きに遭う。たまたま同じボストンバックを持っていた紺にいきなりの跳び蹴り。それが二人の出逢いだった(「愛の花咲くこともある」)など、「東京バンドワゴン」シリーズの知られざる過去のエピソードが明かされる全11編。


 今作は番外編。というか外伝というか。

 本編より前の、本編では描かれていない、大家族とその周囲のレギュラー・キャラクター達のエピソード。

 こういうの、シリーズのファンとしては嬉しい。

 でも、短編の名手とは呼べないかなぁ・・・。

〔評価〕★★★☆☆


 次は、『一路(上・下)』(浅田次郎・著/中公文庫)。
posted by ふくちゃん at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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